ここでは要らなくなった冷蔵庫を処分する際の費用の相場と注意すべきポイントについて解説しています。
冷蔵庫は家電リサイクル法によって特定家庭用機器廃棄物に指定されている家電の一つで、有用な部品や材料をリサイクルすることになっているため、テレビやエアコンと同様に粗大ごみとして処分することはできません。
引き取りは量販店などの特定のお店や一般廃棄物運搬業の認可を受けている業者に依頼することになります。家電リサイクル券に必要事項を記入し、引取の際にその控えをもらってリサイクル状況を確認します。
冷蔵庫の処分にかかる費用はリサイクル料金+収集・運搬料金です。リサイクル料金は冷蔵庫の容量によって異なります。
参考:家電4品目の「正しい処分」早わかり!(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/fukyu_special/index.html
収集・運搬料金に関しては各業者の設定料金によって変わりますので、依頼時に確認することが必要です。
冷蔵庫を処分する方法にはいくつかありますので、料金や手間などを考えて自分の家の状況に一番最適なものを選ぶようにしてください。
冷蔵庫を新しく買い替える場合は家電量販店に引き取ってもらうと手間もかからず収集・運搬料も安く済ませることができます。収集料金は500~1000円程度です。購入台数を超える冷蔵庫の処分がある場合は別途料金が加算されます。
家電リサイクル受付センターなどの市区町村が提供するサービスを利用する場合は冷蔵庫の容量に関わらず運搬料として3,240円がかかります。玄関先まで冷蔵庫を運ぶ手間がかかりますが、そこから先は運搬してもらえます。その他、指定取引場所まで自分で持ち込む場合は運搬料は発生しません。
年式が新しく使用感や傷がない状態の冷蔵庫であれば、買取対応してもらえる可能性があります。この場合、リサイクル料金や収集運搬料金がかかりません。買取不可で有料で引き取ってもらう場合は8,000円程度が費用相場です。